3月 31, 2015

避妊ピルは、卵胞ホルモンと黄体ホルモンという、2種類の女性ホルモンを合成したものを配合した製剤であり、適切な飲み方をすれば、ほぼ100パーセントに近い避妊効果を発揮することができます。
そのすぐれた避妊効果は世界中の女性から支持される理由にもなっていますが、いっぽうで飲み方を誤ってしまうと、期待した避妊効果が得られない場合があるため、これから初めて避妊ピルを使用される方は特に注意が必要です。
避妊ピルは、基本的に生理の周期にあわせて、毎日1錠ずつ、同じ時間帯に飲むのがよいとされています。これは、血液中の女性ホルモンの濃度を一定に保っておく必要があるためで、そのための飲み方にも、大きく分けて2通りの方法があります。
まず、「デイワンスタート」と呼ばれるものですが、生理があった初日から避妊ピルの服用を始め、以後は毎日継続して飲み続けるという方法です。この場合の「初日」というのは、生理がきてから24時間以内ということになります。この方法は、服用を始める日が単純明快でわかりやすく、飲んだその日から避妊効果が発揮されるというメリットがありますが、後で生理が日曜日など外出して遊びたい日に重なってしまうことも多くなってしまうというデメリットもあります。
「サンデースタート」は、生理がはじまってから最初に訪れる日曜日から避妊ピルを飲み始めるという方法です。この方法は、カレンダーどおりの服用となるため、飲み忘れ・飲み間違いの心配がないほか、生理が日曜日に重なることも少なくなるというメリットがあります。ただし、生理開始から服用開始までの空白の期間については、ゴムによる避妊などの別の方法によって避妊する必要があるというわずらわしさが残ることがデメリットといえます。